プール熱というのは俗称で、正式には咽頭結膜熱と呼ばれています。症状としては突如として38℃を超えるような高熱がでたり、感染する部位により、この症状の一部しか出ないこともありますね。
プール熱が大人には感染しない、という風に誤解している人が多いようですね。実際、プール熱というのは主に子どもがかかる病気ですし、感染した場合には学校を欠席しなければならないなど、おたふく風邪や水ぼうそうなどと同じような対応が必要になってくるので、子どもだけの病気と思ってしまうのも仕方がないことなのかもしれません。 プール熱というのは、アデノウィルスというウイルスによって起こるウイルス性の伝染病ということになります。プール熱というのは、プールで感染することが多いことでそう呼ばれるのですが、もちろんプール以外でも、飛沫感染や接触感染といった通常の伝染病と同じ感染ルートで感染します。 プールの水は消毒されていますが、それでもプール熱の原因ウイルスであるアデノウイルスの感染力が弱ることなく、アデノウイルスで汚染されたプールに入ってプールの水が目に入ったり、口に入ったりすることで感染します。 プール熱というのは俗称で、正式には咽頭結膜熱と呼ばれています。この咽頭結膜熱には効果的な治療法が存在しません。症状としては突如として38℃を超えるような高熱が出て、のどが赤く腫れ、目やにが大量に出て目が赤く腫れます。ただし、感染する部位により、この症状の一部しか出ないこともあります。 先ほども言ったとおり、プール熱を治療するための特効薬のようなものはありません。基本的には高熱が下がるまでおとなしく安静に寝ているということしかできないのが現状です。 熱が高くて脱水症状になることもあるので、水分補給は十分に行うようにします。また、高い熱が続くために食欲が出ません。ゼリー状の栄養補助食品やプリン、アイスクリームなど食べられそうなものならなんでも食べて熱により消耗した体力を少しでも回復できるよう栄養を取るように心がけましょう。 さて、プール熱が大人にも感染するということを最初に言いましたが、実際にはプール後のうがいや目薬などをきちんと怠らなければ、プール熱に大人が「プールで」感染する危険性は比較的少ないものですよね。大人は子どもに比べて免疫機能が高いため、子どもほど簡単には感染しないんですね。 プール熱に大人が感染する主な経路は、接触感染です。プール熱のアデノウイルスは、患者の排泄物、つまりウンチに多く含まれていることが知られています。プール熱に感染した子どもがまだ小さく、オムツをしているような幼児の場合、オムツ交換には十分に注意を払う必要があります。 またプール熱の大人への感染を防ぐため、プール熱に感染している子どもがいる場合、タオルを分けて使用すること、子どもの食べ残しを食べたり、子どもの使ったスプーンや箸などを使って不用意に食べ物を食べないことなどが肝心です。
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